ダイバーシティ経営に必要なこと
グローバル化や女性の社会進出、シニア世代の活躍により、昨今はダイバーシティ(多様性)を取り入れる企業が増えつつあります。
性別・年齢・国などが異なる人材の雇用によって、その人の個性や意見を経営に活用することは会社の発展につながることでしょう。しかし、個性を尊重するダイバーシティ経営を成功させるには、様々なポイントをおさえておかなければなりません。
一人ひとりが「個」を理解する
人間は一人ひとり個性があり、100%同じ考えを持つ人はいません。ダイバーシティ経営は、その違いをプラスに活用する経営手法ですがリスクも伴います。
なぜなら、意見が違えばお互いに衝突する可能性があるからです。例えば、海外の方を雇用する場合、日本と海外では根本的な考え方が違います。まずは、お互いの生きてきた背景に対する理解が必要です。知る努力を怠ると、お互いに気まずい思いをしてしまい、優秀な人材が会社を去ってしまう可能性もあるのです。
会社側もダイバーシティ経営に向けた準備を
ダイバーシティ経営は、様々な人材を雇用して終わりではなく「その後」が大切です。1つの場所に個性が違う人材が集まると、人は自然と自分と近い考えや似た人同士でグループをつくる傾向があります。
そのため、交流や意見交換などが減り、ダイバーシティの意味をなさなくなるのです。
ダイバーシティを有効活用するには、社員同士の交流の場を設け、相手を知るチャンスを増やすことが欠かせません。また、ダイバーシティ研修を実施して個々の意識改革に取り組むことも必要です。ダイバーシティの基本概念を知り理解してもらうことで、成果は高まるはずです。
ダイバーシティ研修を実施なら、当社にお任せください。当社では金融機関・一般企業向けの研修、セミナーの企画、運営を行っています。ダイバーシティ研修を通し、ダイバーシティの概念を知り、社員の意識改革を目指します。
また、研修・セミナー事業以外にも、財務コンサルティング事業を営み、マネジメントの参加依頼も承っています。費用や内容に関することでご不明点がありましたら、お気軽にご質問ください。