中小企業に社員研修が必要な理由
中小企業の競争が激化の一途を辿る中、企業は常に成長し続けなければなりません。企業が成長していくためには、その土台である人的資源、すなわち人材の成長が欠かせないものであり、現在では「人材への投資」という形で、社員研修を外部委託する中小企業が増えています。
では、なぜ中小企業に社員研修が必要とされているのでしょうか。
長期的な利益の確保のため
当然ながら、利益は会社に集う人材によって生み出されています。経営者は常に数字を追い掛ける立場にありますが、このとき「目先の利益」に目を向けるか「長期的な利益」に目を向けるかによって雲泥の差があります。
例えば、「目先の利益」ばかりを追い求めると、何とか売上を出そうと躍起になり、社員の意思を疎かにした業務命令を出しがちになります。こうなると、社員は精神的・肉体的に疲弊してしまい、場合によっては会社に対して不信感を抱く恐れがあります。その結果、社員のモチベーション低下により長期的には利益を出せなくなったり、最悪の場合は人材離れに繋がる可能性があります。
このように、目先の利益だけに目を奪われると、不測の事態を招きかねません。長期的な視点を持ち、長期的な利益を追い求めることこそが、人材の成長、ひいては企業の成長に繋がるのです。
顧客リレーションと人材の力
新規のマーケット開拓はもちろん、顧客と良好な関係を築き、その繋がりを深めるためには人の力が必要不可欠です。企業と企業の繋がりは、言い換えると人と人との繋がりであり、これが脆弱となるか強靭となるかは、顧客と接する人物によって大きく左右されます。信頼関係を壊しかねない無礼な振る舞いを絶対的に避けるのはもちろん、さらなる良好な関係を築くアプローチも大切です。
例えば、取引後にアフターフォローがあるか否かで、自社に対する顧客の評価が大きく変わることもあります。顧客と直接的な接点がある社員(営業など)の力を高めることは、顧客リレーションの構築においては必須といえます。人の力を引き出せる社員研修を経て、顧客との繋がりを深めてみてはいかがでしょう。
当社では、マネジメント研修、営業強化研修、コミュニケーション研修、事業承継研修など、中小企業・金融機関を対象とした研修を行っております。人材への投資をお考えの企業様・金融機関様は、ぜひ当社へお申しつけください。なお、研修内容や費用に関する疑問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。